当院では各分野の専門家によるチーム医療を実践しております。
それぞれの想いをご覧ください。
満足の再確認…でしょうね。
「歯が見違えるように綺麗になった。」
「あれだけ苦労していた食事が、また楽しくできるようになった。」
患者様の満足は症状によって人それぞれです。その「十人十色の喜びを感じられるようにお手伝いするのが私たちの仕事」と私は思っています。
私自身が感じる満足とは、自分のイメージ通りに治療ができたという達成感のことではありません。患者様の満足する姿に、「歯科医で良かった」と日々満足しているのです。
だから満足の再確認、というわけです。
「診療」というよりも「生き方」に近いのですが、「人の心の痛みを理解する」ことです。
歯科医院から足が遠のいてしまう人は、大人の方でもいます。
その大半は不快な思いをして心の中に残ってしまった「痛み」が原因です。
私はそれが理解できない歯科医ではありたくありません。
例えば「治療が雑。冷たい印象の先生」といった思いを絶対にさせたくありませんし、どうしても痛みが出る治療については「少し痛みますよ」と声をかけるようにしています。
また、歯科治療とは離れるのですが、私はフィリピン
のセブ島でボランティア活動をしている医療団体(KADVO)
に所属しています。できることはどうしても限られて
しまいますが、ハートペアレントといって地元の子供
の里親になり、学費を援助したりする活動を行って
います。
言葉は良すぎるかもしれませんが、公私ともに
「相手の立場でものが考えられる人間」でありたいと
いつも思い行動しています。
子供の頃から学んでいたピアノが趣味ですね。
芸大の指導が厳しい先生に学び、当時は趣味というよりも勉強に近い感覚でした。
上手かどうかはわかりませんが、開業のときに横浜山手ゲーテ座のホールで、開業記念ピアノコンサートをしたこともあるんです。バッハ、リスト、ショパン、ラフマニノフ、プロコフィエフ・・・・・。あの夜弾いた曲の数々、身体が痛くなるほど頑張って練習した日々、皆さまから頂いた拍手・・・・・・懐かしく思い出します。
現場を離れるときは、「引退記念コンサート」をしようかな(笑)。1~2年後を目途に大人向けのピアノ教室を開催しようとも考えています!
歯科治療は「2つの源」と私は捉えています。
ひとつは「健康の源」、もうひとつは「自信の源」です。
「健康の源」とは、お口が全ての入り口であり、ここが悪くなってしまうと体の健康、ひいては病の原因となることもあります。お口の健康を維持することは皆様が思っていらっしゃるよりも体の健康と直結しています。
また、「自身の源」とは、お口に対するコンプレックス(歯並び・色など)を改善することで、性格が外交的になり、着る服や言動さえ変わってしまう患者さんをこれまで多く見てきました。口元の美しさはここまで人を変えてしまうのかとさえ感じたこともあります。
「健康」「自信」。
この2つは人が生きるうえでなくてはならないものであり、それらに貢献できていることに対して、私はこの仕事に誇りとやりがいを感じています。
私の歯科技工士歴は23年で、開業してからは13年経ちます。
当ラボは金属床を中心に手がける技工所で、主にコバルトクロムとチタンの入れ歯を製作しております。
技術を習得することはプロとして当然ですが、それだけでなく「設備投資」もこの世界では非常に重要になります。
患者様にフィットする入れ歯を作成するために、
当ラボではインコグバックシステムというものを
導入しています。これを簡単に説明すると、
入れ歯を形成するレジン(プラスチックの一種)内の
空気を機械的に追い出して、適合の精度を向上させる
義歯重合システムです。このシステムを使うことで、
入れ歯の経年変形や、患者さんのお口の中に入った際の
アレルギー症状を抑えられる効果が得られます。
技工士の技術と機器の融合により、患者さんに「明日の笑顔」をお届けすることが当ラボのモットーです。
歯科技工士は歯科治療の「黒子的な存在」であるべきと私は思っています。
患者さんのお口の中の状態をよく理解しているのは担当医です。ですから、基本は歯科医の要望に柔軟に対応する姿勢で臨み、その上で技工的な誤りがあれば、それを正すのが技工士の自然な姿ではないかと私は考えます。
それともうひとつ、私は歯科技工を「愛情表現」と考えています。
人生の伴侶や子供に愛情を注ぐのと同じように、真心を込めて1つ1つ、義歯を作る。
技工士を続けていく上で、この気持ちは忘れてはならないと肝に銘じています。
患者さんに満足して頂くことに尽きます。
「物がよくかみやすいようになって、食事がまた楽しくなった」、「入れ歯を付けている感じがまったくしない」といった声を聞くと、歯科技工士になって良かったとしみじみ思います。
また、お口に合う入れ歯を作ることで患者さんのライフワークが変化することもあります。例えばボーリングの成績が良くなったとか、歌が上手になったなどですね。このような患者さんの変化が歯科医師を通じて伝わってきた時、無上の喜びを覚えます。
「夢と目標」を持つことを決して忘れないこと。
私はこれまで常に「これを達成したい」という目標を持ち、達成後に別の夢を探してそれに向かって突き進むという人生を歩んできました。これは歯科技工人生にも通じるものがあると思います。
技工物1つ1つの製作が私にとっての夢と目標の連続であり、そう意識することで自らの技術を高めることもできたのではないかと感じています。
決して治療を諦めないでほしいです。
患者さんが諦めなければ必ず結果がついてきます。
私は微力ながらそのお手伝いをさせていただいていると信じて、この仕事を続けています。
ドクターと私たちと患者様の3者で良い入れ歯をこれからも作成していきます。
院長の染葉先生からは、私たち歯科技工士と共に、「より良いかぶせ物等を作る」という情熱と意欲を強く感じます。
歯科技工士が良いかぶせ物等を作るために
欲するものは、一にも二にも患者さんのお口の
中の情報です。その情報をいかに多く、そして
詳細にドクターから頂けるかで完成品の出来が
変わってきます。その点、染葉先生からは一人の
患者様につき詳細で多くの情報をご提供
いただける上に、その情報精度を上げるために日々
研究されていますので、技工士としてたいへん
助かっています。
また情報を預かった後は、必ず電話で細かい打ち合わせを行い、患者さんにとって適切なゴールを協議してから製作に着手する形を取らせていただいております。
「情報の共有」と「方針の合意」。
これがより良いかぶせ物等を作るための先生と私との共通認識です。
医院側から提供してもらう「模型」などの情報を通じて、先生と患者さんの意向をくみ取る力が大切だと思っています。
十人十色という言葉がありますが、先生からお預かりする模型は歯科医院ごとに傾向が異なります。模型を見ただけでどこの医院からの製作依頼か瞬時にわかるくらいの感性を身につけないと、かぶせ物を作る際の基準といえる、お口にフィットするものさえも作ることができません。
以心伝心。要は言葉を交わさなくても、頂いた情報の根底にある先生の基本的な要望が汲み取れないようであれば、その先にある患者さんの審美に対する思いは到底つかみきれないのです。
私は現在、若手を指導する立場でもありますから、その大切さと習得の仕方を後輩に伝えていくことが使命のひとつであると認識しています。
私は自分の職業を「患者さんの笑顔を支援する」仕事と捉えています。
患者さんのお口にかぶせ物が入る現場に初めて立ち会った時、その患者さんが「きれいね」と笑ってくれた時、やりがいというか生きがいを感じましたね。また、私が担当させて頂いた患者様から、先生宛てに「今まで自分のことを好きになれなかったけれど、治療後は人前ではばかることなく笑えるようになり、初めて自分を好きになれた」という内容のお手紙をいただいたことを知った時も、同じ気持ちになりました。
ご自身のお口元にどうしても自信が持てず、毎日お悩みの方。
ぜひ私たちとご一緒に、適切な審美的なゴールを目指しましょう!
とにかく上手、うまいです。何よりもそのセンスの良さは患者さんにかぶせ物をセットするたびに、思わず「うわぁ~うまい!ありとう」と独り言が出てしまいます。私自身の歯の治療が必要になった際には是非作って頂きたいと思っています。
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※土曜日は18:00までの診療になります。
※祝日のある週の木曜日は診療いたします。